「この家、かなり理想に近い!」
建売住宅を探していると、そんな物件に出会うことがあります。
私自身も、今の家を見つけたときは「ここに住みたい!」という気持ちがかなり強くなりました。
ただ、建売住宅は土地と建物がセットになった大きな買い物です。
家が気に入ったからといって勢いだけで決めてしまうと、あとから
「ここはもっと確認しておけばよかった……」
となる可能性があります。
実際に私も、購入前に確認しておいて良かったことがある一方で、住み始めてから「ここまで考えておけばよかったな」と感じたこともありました。
そこで今回は、沖縄で実際に建売住宅を購入した私が、購入前に確認したことと、住み始めてから気づいたことを合わせて10項目紹介します。
これから建売住宅を購入する方の参考になれば嬉しいです。
結論|建売住宅は「家」だけではなく「暮らし」を確認する
建売住宅は完成した建物を実際に見て決められるのが大きなメリットです。
間取りやキッチン、お風呂などの設備だけでなく、
「この場所で実際に生活したらどうなるか?」
という視点で確認することが大切だと、実際に購入して感じました。
私が確認しておいて良かった、または購入前にもっと確認しておきたかったポイントは次の10個です。
- 周辺環境
- 駐車場の使いやすさ
- 隣の家との距離
- 日当たり・風通し
- コンセント・スイッチの位置
- 収納量
- ハザードマップ
- 学校・病院・スーパーなど生活動線
- 外構工事の内容
- 家族でメリット・デメリットを整理する
それでは順番に紹介します。
周辺環境は平日・休日・夜に確認する
住宅の見学会は、土日の日中に行くことが多いと思います。
でも、実際に住み始めると、時間帯によって周辺の印象は変わります。
例えば、
- 平日の交通量
- 通勤時間帯の道路状況
- 夜の明るさ
- 周辺の音
- 近隣の住宅の状態
などです。
家の中だけを見ていると気づきにくいので、購入を決める前に周辺も歩いたり、車で走ったりして確認しておくと安心です。
私も契約前に、昼だけではなく夜に現地へ行って周辺を確認しました。
実際に夜の雰囲気を見ておくと、「ここで生活する」というイメージがしやすくなります。
建売住宅に実際住んで感じたメリット・デメリットを記事にしたので参考になれば嬉しいです。
建売住宅は土地もセットで決まるので、建物の良さだけではなく、周辺環境まで含めて考えることが大切だと感じました。
駐車場の使いやすさを確認する
「駐車場2台可」と書かれていても、実際に2台停めてみると印象が違うことがあります。
特に確認したいのが、
- 車を入れやすいか
- ドアを開けるスペースがあるか
- 荷物を出し入れしやすいか
- 来客時に困らないか
といった部分です。
図面だけでは、このあたりはなかなかイメージできません。
建売住宅のメリットは、完成した状態を見られること。
可能であれば、自分の車を実際に持っていって確認するのがおすすめです。
我が家も契約前に、自分の車と妻の車を2台停めてみました。
写真も撮って、
「軽自動車ならもう1台停められそうだけど、乗用車3台になるとかなり狭い」
など、実際の使い方をイメージしました。
毎日車を使う家庭なら、駐車場の使いやすさはかなり重要だと思います。
隣の家との距離を確認する
建売住宅では、分譲地などで隣家との距離が近いケースもあります。
ここで確認したいのが、
- 窓の位置
- リビング同士の位置関係
- お互いの視線
- 駐車スペース
- 将来的なプライバシー
です。
我が家の場合、寝室の窓と隣の家のリビングの位置が重なっていました。
このままだと少し気になるなと思っていたところ、不動産会社が対応してくださり、目隠しの壁を設置してもらいました。
この経験から、内覧するときは家の中だけではなく、
「この窓から外を見たら、隣からどう見える?」
という視点でも確認しておくといいと思っています。
室内からの見え方と、外から見たときの見え方の両方を確認するのがおすすめです。
日当たり・風通しを確認する
日当たりは、内覧した時間だけで判断しない方がいいと思います。
確認したいのは、
- 朝の日当たり
- 午後の日当たり
- 西日の強さ
- 風の抜け方
- 洗濯物を干す場所
などです。
特に沖縄では、日差しの強さを考えておきたいところ。
私自身、玄関の方角などは気にしていましたが、西日の強さについては購入前に十分確認できていませんでした。
実際に住み始めると、夕方にリビングへかなり強い西日が入ってきます。
現在は、その対策として中庭にタープを設置することも検討しています。
こういうことは、購入して実際に住んでみないと分からない部分もあります。
だからこそ、内覧時に方角だけで判断するのではなく、「この時間はどこから日が入ってくるのか」まで意識して見るといいと思います。
コンセント・スイッチの位置
ここは、実際に住んでから気づいたポイントです。
内覧では間取りや広さに目が行きやすいですが、生活してみるとコンセントやスイッチの位置も意外と重要でした。
例えば、
- テレビを置く場所
- ベッド周辺
- 掃除機を使う場所
- キッチン家電を置く場所
などです。
我が家では、電気スイッチの位置が低いこともあり、子どもに触られやすい場所になっています。笑
建売住宅は注文住宅のように、自分の好きな位置へ自由に変更するのが難しい場合もあります。
住み始めてから工夫して対策できることもありますが、コンセントの位置はなかなか変えられないと思うのでそれに合わせた家電の配置イメージを持つことが大事です。
収納量は「今」だけではなく「これから」を考える
内覧時は家具や荷物が少ないので、収納が十分に見えることがあります。
でも、実際に生活していると物は少しずつ増えていきます。
例えば、
- 子どものおもちゃ
- 季節家電
- 布団
- 防災用品
- 日用品のストック
などです。
我が家も、購入前から
「ここには子どものものを入れよう」
「この棚には書類」
「日用品のストックはここ」
というように、実際に入れるものをイメージしていました。
収納は「今ある荷物が入るか」だけではなく、
「これから増える荷物まで収納できるか」
という視点で考えるのがおすすめです。
「今の荷物+将来増える荷物」でイメージしてみるといいかもしれません。
ハザードマップを確認する
これは、住宅を購入する前に確認しておきたい重要なポイントです。
自宅周辺について、
- 洪水
- 津波
- 土砂災害
- 液状化
などのリスクを確認できます。
建物が気に入っていても、土地の立地についてはあとから簡単に変えられません。
そのため、購入を検討している段階で一度確認しておくことをおすすめします。
国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」でも、自宅周辺の情報を確認できます。
また、ハザードマップは火災保険の補償を考える際にも参考になります。
参考:ハザードマップポータルサイト(国土交通省)
https://disaportal.gsi.go.jp/index.html
我が家も火災保険を選ぶときに、こうした住宅周辺のリスクを確認しました。
火災保険については、実際に我が家が選んだ内容も別記事で紹介しています。
学校・病院・スーパーなど、普段の生活動線を確認する
家そのものが気に入っていても、周辺の生活環境が自分たちの暮らしに合っているかは別の話です。
確認したいのは、
- 普段使うスーパー
- 病院
- 学校や保育施設
- 職場までの通勤ルート
- よく利用する道路
など。
特に大切だと思うのが、
休日ではなく、平日の生活をイメージすること。
例えば、
「朝の通勤時はこの道路を使う」
「仕事帰りにスーパーへ寄る」
など、実際の生活動線に合わせて考えてみると、購入後の暮らしをイメージしやすくなります。
外構工事の内容を確認する
建売住宅では、建物だけではなく外構も確認しておきたいポイントです。
例えば、
- 駐車場のコンクリート
- フェンス
- ポスト
- 庭
- 門まわり
など。
同じ「建売住宅」でも、外構の仕上がりや標準仕様は物件によって違います。
「駐車場は全部コンクリートなのか?」
「フェンスは付いているのか?」
「庭はどこまで仕上がっているのか?」
など、契約前に確認しておくと安心です。
あとから変更したいと思っても、購入後に工事をすると追加費用がかかることがあります。
我が家も、実際に住み始めてから「ここをこうしたい」という部分がいくつか出てきました。
だからこそ、外構については建物と同じくらい確認しておきたいと思っています。
私の経験を踏まえて、「営業マン聞く質問50選」をまとめましたので参考になれば嬉しいです。
無料PDFをダウンロードして使用できます。
直感だけで決めず、家族でメリット・デメリットを整理する
最後は少し気持ちの部分になりますが、私自身はこれがかなり大切だったと思っています。
今の家を見つけたとき、
「もうここしかない!」
と思っていました。
でも、そこで一度立ち止まって、
- 本当に予算は大丈夫か
- 気になるところはないか
- そのデメリットは受け入れられるか
- 住んでから改善できる部分なのか
を家族で話し合いました。
私がおすすめしたいのは、紙やスマートフォンのメモなどに、
「良かったところ」
「気になるところ」
をそれぞれ書き出してみることです。
夫婦で話してみると、
「自分は良いと思っていたけど、相手は気になっていた」
という部分も出てくると思います。
そして、気になるところについて、
住んだ後に改善できるのか?
改善できなくても受け入れられるのか?
を考えてみる。
100点満点の家を探すのは難しいと思います。
だからこそ、
「このデメリットなら受け入れられる」
と思えることが、自分たちにとって大切なのではないかと感じました。
実際に住んでから分かった「購入前にもっと見ておけばよかったこと」
ここまで紹介した中には、購入前に確認したことだけではなく、住んでから気づいたこともあります。
私自身、実際に住み始めて、
「もっと確認しておけばよかったな」
と思ったのは、西日の強さやコンセント・スイッチの位置などです。
逆に、夜の周辺環境や駐車場、隣家との窓の位置などは、購入前に確認しておいて良かったと感じています。
完成した建売住宅だからこそ、実際の建物を見ながら生活をイメージできるのは大きなメリットです。
建売住宅の内覧では「自分が住んでいるつもり」で見る
内覧をするときは、
「この家はおしゃれだな」
「リビングが広いな」
だけで終わらせず、
「ここで自分たちが生活したらどうなるか」
という視点で見てみるのがおすすめです。
例えば、
朝起きる
↓
洗面所へ行く
↓
キッチンで朝食を作る
↓
子どもの準備をする
↓
車に荷物を積む
↓
仕事や保育園へ向かう
というように、一日の流れを想像してみる。
そうすると、収納やコンセント、駐車場、道路の使いやすさなど、設備だけを見ていたときには気づかなかったことが見えてきます。
まとめ
今回は、実際に建売住宅を購入した私が、購入前に確認したことや、住み始めてから気づいたポイントを10個紹介しました。
改めてまとめると、
- 周辺環境
- 駐車場
- 隣家との距離
- 日当たり・風通し
- コンセント・スイッチ
- 収納
- ハザードマップ
- 生活動線
- 外構
- 家族での話し合い
です。
建売住宅は、完成した家を実際に見て購入できるのが大きなメリットです。
だからこそ、設備や間取りだけを見るのではなく、
「ここで実際に生活したらどうなるか」
までイメージして確認することが大切だと思います。
そして、理想に近い家を見つけたときほど、一度立ち止まって考える。
気になる点があっても、それが改善できることなのか、受け入れられることなのかを家族で整理してから決める。
私自身も、そうやって最終的に今の家を購入しました。
これから建売住宅を探す方は、ぜひ自分たちの生活をイメージしながら内覧してみてください。
なお、内覧時に確認する項目をもっと細かく整理したい方向けに、建売住宅の内覧で使えるチェックリストも用意しています。
「何を見ればいいか分からない」という方は、チェックリストとして活用してみてください。
理想の家に出会った時こそ、一度立ち止まって確認することが、後悔しないマイホーム購入への近道だと思います。








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