火災保険を選ぶ時に迷ったのが「地震保険をどうするか」でした。地震保険は単独で加入することはできません。過去の事例から日本は大地震がたくさん起こっており、南海トラフ地震も起こりうるとメディアでは話題になっております。しかし、沖縄本島は台風は多くても大地震の発生は考えにくいし・・・本当に必要なのかと悩んでおりました。
私は生まれも育ちも沖縄県なので、大地震の経験はありません。これまでの大規模地震の被害状況などもテレビやニュース記事などでし分からない状況です。今後も沖縄県で長く生活していく中で、いつ発生するかわからならい災害リスクを気にし過ぎるのも正直、大変だと思います。
この記事では「沖縄は地震発生リスクが低いから不要」と単純に判断した訳ではなく自分たちなりに内容を理解した上で決めました。
この記事を読むことで、マイホームを取得した際に地震保険を加入するべきか見送るべきかを総合的に判断できると思います。私自身もそもそも地震保険とは?、地震が発生した場合、建物が補償される?家財は全て補償される?など全く理解しておりませんでした。この記事を読み終わる頃には、自分自身の生活に置き換えて、地震保険が必要かどうかの判断材料になると思います。
結論、私は地震保険に加入しませんでした。
地震保険の仕組み
地震保険の仕組み及び特徴は以下の4点です
- 火災保険だけでは地震被害は対象外
- 地震・津波・噴火は地震保険
- 単独加入できない
- 火災保険とセット
実は、火災保険だけでは地震による火災や津波被害は補償されません。
そのため、地震被害に備えるには「地震保険」に加入する必要があります。
また、地震保険の支払限度額は、損害保険会社の担保力、国の財政にも限度があることから、火災保険の保険金額の50%までに制限されています。これは、大規模地震が起こるとその地域が何百軒と損害を受ける可能性が高いため、限度を設定しております。
大規模災害時の生活再建を目的として、民間保険会社と国が共同で運営しています。
◯参考:地震保険は、なぜ火災保険の保険金額の50%までしか契約できないのでしょうか(財務省HP)

私が加入しなかった理由
理由① 沖縄は比較的地震リスクが低い
沖縄は本土と比べると、大規模地震の発生リスクは比較的低いと言われています。もちろん絶対安全ではありませんが、我が家は台風リスクを優先しました。
理由② RC住宅のため
沖縄はRC住宅が多く、木造住宅より耐震性が高いと言われています。
その点も判断材料になりました。
理由③ 保険料とのバランス
地震保険を付けると保険料もかなり上がるため、住宅ローンや今後の生活費とのバランスを考えて今回は見送りました。
理由④ 補償内容を確認した結果
また、地震保険は「入れば全額補償される」という訳ではなく、損害状況によって支払割合も変わります。
その仕組みも確認した上で判断しました。
理由⑤地震保険は出にくいため
冒頭で、地震保険の支払いの上限は火災保険の50%と説明しましたが、地震保険の支払金額の算定のもととなるのが、建物の現在価値であることです。
例)
築30年の木造住宅で購入価格は3000万で地震による火災により全損、火災保険は3000万、地震保険は1500万に加入という設定。
家は全損(100%)なので火災保険の50%の1500万と思う方が多いのではないでしょうか。実際は1500万も出ません。それは地震保険の支払金額の上限が時価(現在価値)だからです。
木造住宅は、築30年を過ぎると新築時の10%程度になるとされているので、これを準用すると最大300万(家の時価)となります。1500万が上限だからと言っても1500万は出ないのです。これが一部損になると75万円になってしまいます。
今回は金額がわかりやすい木造住宅で例を出しました。因みにRC住宅の法定耐用年数は47年となっております。単純に毎年1/47年だけ建物の価値は減少していきます。なので47年後は数字上は価値が0となってしまいます。あくまでも数字上のイメージです。建物評価額の算出についての詳細はこちらの記事を参考にさせていただきました。
◯参考:建物評価額の算出方法は?(不動産投資DOJO)

年々、保険料は高くなっていく一方で、建物価値が下がるため支払われる金額も下がるというのは、大きなデメリットではないでしょうか。
まとめ
「地震保険」は、大規模地震の発生が低い沖縄では不要というのが私の考えです。ただし、自宅の現在価値、ハザードマップを確認し自宅にどの程度が出そうかを見積ったうえで、加入を検討するのがいいと思います。
私が不要だと判断した大きなポイントは以下の4つです。
- 地震発生リスク
- RC住宅
- 補償額に見合わない保険料
- 補償される額の内容
地震保険の保険金だけで必ずしも元通りに再建できるわけではありませんが、被災後の生活再建を支える役目を果たします。
以上のことを参考にしてもらえれば自分自身に地震保険が必要かどうか判断できると思います。



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